ポロコートが完成しました。
今年の秋冬、michele&shin はポロコートを1オシしています。
チェスターコートに比べまだまだ見ることが少ないのがこのコート。
防寒性が高く、イタリア北部のトリノに住むMICHELE&shinn のクリエイター、ナザリオも冬のお気に入り。トリノに行く時は私もポロコートが手放せません。
トリノの冬は本当寒いです。
イタリアは日本の様に縦に長い国、北はアルプス山脈を超えればスイス、南は地中海を超えれすぐアフリカ大陸、こんな土地と気候だから生まれた素晴らしい洋服達、そこで手作りで作られたポロコート、最高です。
すでに100年以上前からあるクラッシックなデザインを基本に、今を感じる生地とディテール、最高にカッコいいポロコートがコレです。
大柄のウインドウチャックのダブルブレストに幅広のゴージが圧倒的な存在感を出してます。
今回は少し長めの丈にチャレンジ。
今年の2018AWPITTI から確実にコートの丈はロングになってきています。
今回は膝下の丈で作成。
この丈は久しぶりなので新鮮。
布生地はカシミア混なので手触りは抜群、さらに写真ではわかりにくいのですが、ずっしりした厚みのあるウール、非常に暖かく着てる感を味わえるコートです。
後ろのデザインはコレです。
コートは後ろ姿がきめて。
インバーテッドプリーツが効いて動きがあってカッコいいです。
縦に3つボタンを配置してるのですが、何故か女性に見せるとこのボタンの評判が良くて・・・・女性ウケ抜群です。
ポロコートは本当に使い勝手が良い。タイドアップも良いのですがカジュアルにもいけます。
イタリアの休日、デニムにスニーカーとセーター、その上にさらっとポロコートを羽おり、BAR でエスプレッソを立呑してる紳士を良く見ます。日常使いに最高に合うのでしょう。
イタリアのBAR は日本の立ち食いそば屋みたいなイメージです。
みんなカウンターでエスプレッソを立呑、パッと飲んでパッと帰ります。喫茶店とは違う感じです。
ほとんどのBAR はパン類の軽食があり、田舎街のBAR ではエスプレッソ1杯1ユーロが相場。
イタリアに行った時にはBAR のカウンターでエスプレッソをポロコートの襟を立てて、なんていうのはどうでしょう?
東京都 中央区 銀座 2-11-10 オーダースーツ オーダージャケット MICHELE&shin