カノニコカバートクロスが最高に生きた、ミリタリーテイストのコートが完成。
カノニコ、カバートクロスが最高に生きた、こんなミリタリーテイストのコートが完成しました。
なぜか男はこんなミリタリーな、どこか荒々しさが香り立つそのデザインに心惹かれます。
世界的なハイブランドやデザイナーは、ある一定の周期で、必ずと言っていいほど、ミリタリーにインスパイアされたコレクションや洋服を出してきます。それほどミリタリーには実用製から完成された美しさがあるのでしょう。今回のコートはまさにそんなミリタリーテイストの完成番のコートです。
野暮ったく無い、イケてる匂いの出来は、フルオーダーコートの特徴。
トレンチコートってなると、「どこか無骨で男臭い」って印象がってなる人も多いのではないでしょうか?写真の通りかなりこのコートはミリタリーテイストが出てますが、どこか無骨感が無いのが分かりますか?写真では伝わらないかも分かりませんが、デザインはミリタリーテイストで男臭いのですが、上品でソフトなイケてる匂いがします。
そこはイタリア製フルオーダーコートの手縫いのなせる業です。小さなこだわりですがボタンホールが手縫いだったり、ステッチが手縫いだったりと、細かい作りが手縫いであることで野暮ったさゼロのこんなトレンチコートになるのです。
手縫いのステッチが上品に導く。
カノニコのカバートクロスをチョイスするあたりが参考になります。
さらに、このトレンチコートを最高に生かせてるポイントが、「カノニコのカバートクロス」で作った事です。前にこのカノニコカバートクロスの魅力をブログを書きましたが、まさに「都会に映えるクラッシック」と言える布生地、これこそがカノニコのカバートの魅力です。
前に書いたブログのリンクも張っときます。
このカバートクロスはカントリーテイストを都会的にした最大の功労者でしょう
Covert(カバート)とは隠れ場所と言う言葉でこのカバートクロスは昔、キツネ狩り用のハンティングジャケットに使われたことからこの名前が付きました。
狩りをするのに獲物から身を隠す、さらに茂みに耐えうる強度が必要だった事から、縦糸に濃淡2色の双撚梳毛糸、横糸には濃色の単糸紡毛糸を用いて織られ、厚みと張りのある布生地になったのです。そんなカノニコのカバートクロスと、今回のトレンチコート、最高の組み合わせです。まさに「都会のミリタリー」を体現出来る仕上がりです。このカバートクロスをチョイスした御客さんのセンスに脱帽です。
さてここから写真をどうぞ。
カノニコのカバートクロスを使ったMICHELE &shinのフルオーダートレンチコートです。カッコ良すぎます。
手縫いステッチと手縫いのボタンホールが上品さを演出。
細かいミリタリーなディテールもどこか色気があります。
このポケットが大きなデザインポイントです。
上衿のカラーはイタリア職人のこだわりで共布で作ります。こんなディテールが全体に野暮ったさをなくすのです。
今回はカノニコのカバートクロスで作った、トレンチコートの紹介でした。
最高のトレンチコートです。是非参考に。