ダークネイビー×シルバーグレーの組み合わせで、美しいタキシードが完成。
グレーサテンラペルが特徴的なタキーシードが完成しました。このタキーシードをご注文頂いたお客様は、リピーターのお客様で、ご自身の結婚式で着用のタキーシードを作成したいとのことでご来店され。その時に持参して頂いた写真を参考に作成ました。その時に持参された写真が、ものすごく綺麗なグレーサテンラペルのタキシードでした。しかしそのままでは面白くないので少しアレンジを加え、こんなに美しいタキシードが完成しました。
ラペルのサテンは仮縫い時に
まずこだわわらないといけないのが、ラペルのサテンの色でした。しっかりとした完成のイメージをつける為には小さなバンチの布生地を見るだけでは無理でしょう。仮縫いで、ある程度ジャケットの形が出来、そこに実際の布を当てないと、完成のイメージは分かりません。
仮縫い時に3種類のグレーのサテンをイタリアより取り寄せ、実際に胸に当て、このグレーのサテンに決まりました。このグレーが丁度良い光沢と、落ち着いたグレー色で本当美しいコントラストを出してます。このサテンえお選んだお客様のセンスに脱帽です。完成したタキシードをお客様に見て頂き「まさにイメージ通りだ。」とお話を頂いた時は、サルトリアをしてて最も良かったと感じる瞬間でした。しかしカッコ良いタキシードです。
その他のディテール
美しい手縫いのミラネーゼスタイルのフラワーホールです。オーダーなら絶対オススメのディテールです。
胸のバルカポケットです、3.5㎝幅がタキシードに美しい男らしい力を与えます。
3つボタンのラペルと共布のサテン包みボタン。本切羽にして、小さなこだわりをアピールです。
肩はMICHELE&shinお得意のマニカカミーチャ。柔らかな着心地が分かります。
パンツもこだわりがいっぱい
パンツもこだわりが詰まってます。まず、見てほしいのが「ウエスマンの無いコールパンツ」です。
一般的にウエストの位置にある、横のベルトを止める物が無いのが分かるでしょう。私の認識では最もクラッシックなデザインです。昔はこのスタイルでサスペンダーでパンツを履いていたらしいです。
そんなクラッシックなデザインにMICHELE&shinオリジナルのアウトインのボックスタックが、現代的な良い味を出しています。美しいパンツです。
後ろの仕様です。ブレイシーズ仕様で後ろを大きく山型にした特徴的なデザイン。クラッシックで良いです。
ベルトループのデザインです。フロントのデザインは苦労しました。
今回は「グレーサテンのラペルにこだわったタキシード」の紹介でした。
是非参考にしてください。