多様なドレスコードの時代
MICHELE&Shin SNAP PITTI2019SS
今、日本のビジネスシーンも多様なドレスコードが許されるの時代。しかし多様なビジネスドレスコードが許される様になったとはいえ、どこかに「フォーマル感」は必要です。特にクールビスの夏はだらしなく見えがち。そんな悩みを解決するオススメのスーツコーデを紹介します。
今回オススメのスーツコーディネートはGWD(Gentleman's Wear Daily)編集長のファブリツィオ・オリアーニ氏のブラウンスーツの合わせ。
・上質だから出来るシンプルな着こなし
タバコブラウンで作ったシングル2つボタンのアウトポケットスーツ。上質だからこそ出来るシンプルな合わせに脱帽です。
・最高のサイズ感
どうですかこのザイズ感、もうスリムフィットの時代は終わってます。コレが今のジャストサイズ、全てに余裕を感じさせます。ジャケット丈もきっちりお尻が隠れる長さで、全てが参考になります。このサイズ感は今オススメです。
パンツは2タックで、わたりに余裕を持たせながらきちっとテーパードで裾は19cm、丈感もぜひ参考にしてください。
ウエスマンはベルト仕様ですがわざとベルトをせず「隙き」を作ってます。コレです!イタリア紳士はここが違います。イタリア紳士はどこかカッコよく見えます。それは隙きを見せるからです。「だらしない」と「隙きを作る」は違います。男前は隙きが必要です、隙が。
・ビジネスにアウトポケット?
このスーツの最も見てほしい一番のポイントが「アウトポケットのスーツ」だと言うことです。
アウトポケットはチョット・・・・みたいな人はまだまだ多いと思います。しかし上質な素材を使いジャストサイズで作るとこんなにカッコよくなります。
ジャストザイズのアウトポケットスーツにキチッとネクタイを締める。コレならビジネスも大丈夫どころかカッコよさMAXです。
・暖色の統一感
スーツのタバコブラウンと色調が異なるブラウンの小紋柄タイのコンビに、パステルピンクのシャツを合わせることで暖色の統一感を出しつつ、Vゾーンを華やかに仕上げています。足元はカジュアルな顔立ちのダークブラウンのタッセルローファー。色味全体を暖色
揃えるおしゃれ上級者の着こなしです。
・MICHELE&shinが見たデザインポイント!
ハイゴージ4cmのラペルラインは直線ラインを強調したデザイン。ラペル幅は9cm
肩はマニカズラータ(通称アットリーニショルダー)でシックに。フロントカットは直線ライン、アウトポケットもフロントカットと合わせ直線のラインにし統一感を出しています。
手縫いのダブルステッチがシンプルなスーツに華やかさを。手縫いのダブルステッチはオススメです。
・MICHELE&shinがオススメするブラウン暖色コーデ生地!
1.CARLO BARBERA -カルロ・バルベラ-140❜s 「LA LUCE」
カルロバルベラは1949年にイタリア・ビエラ地区で創業 オーストラリアのウールオークションにおいて買い付けられる最上級の糸をバルベラ社の地下倉庫で一度寝かせると言わる最高品質の布生地です。
CARLO BARBERA 「LA LUCE」¥180,000-(税別)
Color:Dark Blown weight:250g/m Wool 100%
2.ERMENEGILDO ZEGNAエルメネジルドゼニア-「15milmil」
ゼニアは、1910年に北イタリアで創業、100年以上の歴史を誇る最高峰服地メーカーです。そんなゼニアの中でも15milmilは最高級の布生地。
15ミクロンの超極細で繊細な糸を使用し織られた15milmilは他を圧倒します。スーツになった時の光沢感は格別で、そのさわり心地はカシミアと間違えてしまうほど繊細でしっとりとしています。
ERMENEGILDO ZEGNAエルメネジルドゼニア-「15milmil」¥330,000-(税別)
Color:Dark Blown weight:250g/m Wool 100%
3.MICHELE&shin オリジナルファブリック
MICHELE&shinのオリジナルファブリックはイタリアに工房がある強みを生かし、イタリア現地で調達。日本の商社や問屋を通さず独自ルート買い付け、現地価格で提供している布生地です。MICHELE&shinの目利きで仕入れをしているため、クオリティーには絶対の自信を持っています。
MICHELE&shin「Original fabrics」¥180,000-(税別)⇛ ¥150,000-(税別)
Color:Dark Blown weight:260g/m Wool 100%
今回は今から仕立てるのにはぴったりなオールシーズン生地を3種類チョイスしました!今シーズン最高にカッコいいブラウンスーツを作ってみませんか?