2023SS PITTI UOMO DAY3
今年のPITTI UOMOのセンターのオブジェ。
昔に比べると寂しいオブジェです。
PITTI UOMOも今日で3日目。3日目になると、ぐっと来場者が減ります。よっぽど暇な奴じゃないと、イタリア人ともいえど3日もウロウロ出来ません。しかし、それだけ3日目、4日目の来場者は、筋金入りのイタリアジェントルマンの洒落者揃い。MICHELE&shinも毎年は3日目の午前中だけ勉強し、午後は、ナポリの帰路につくのが毎年のパターンですが、今年は4日目までしっかりと、最高のイタリアジェントルマンのスーツを勉強します。
コロナの影響は流石に大きい。
チョット寂しい今年のPITTI UOMO。
さて、ここで最近のPITTI UOMOの状況を少しお話します。
今年、コロナもイタリアでは、ほぼ収束し、あの大変だった時をみんな忘れてる様な元気さがイタリア中を覆っています。そんな元気なイタリアで開催されるPITTI UOMOと言うことで、前評判は以前の様な来場者と、盛り上がりを見せるだろうと言われてました。しかし、蓋を開けてみれば、寂しいと言わざるを得ない状況です。数十年とPITTI UOMOを見てる僕からすると、本当に寂しい限りで昔に戻ってる感じがします。その寂しさはどこから来るのかと考えてみたのですが、ただ来場者数が少ないだけではなく、まず「コスプレイヤー」が少なくなった事と、「驚く様な新しい着方」の紳士が少なくなったのが原因でしょう。PITTI UOMOはイタリア紳士のファッションの祭典でお祭りです。これは不思議で、綺麗ベーシックな着方のイタリアンジェントルマンだけだと、どこか面白味に欠けます。イタリア紳士の挑戦的な着こなしが見えないと、どこか寂しく勉強になりません。
実は、コロナ前から少しづつですが徐々にPITTI UOMO自体の元気がなくなってる様に感じてました。これはストリート発信のスーツ文化が少し飽きられてきたのか?それとも何か他に原因があるのか?あの10数年前の元気で良いのか悪いのか分からない、あのPITTI UOMOが早く帰って来てもらいたいものです。
さてここからは2023 SS PITTI UOMO day3のスナップをどうぞ。
さて今回は2023 SS PITTI UOMO day 3のブログでした。
次はday4です。初めて最終のday4に行ったブロブです。是非お楽しみに