MICHELE&shin×エルメネジッドゼニアTOROFEO=本物のナポリ紳士になる
今回完成したのは、エルメネジッドゼニアの TROFEO(トロフェオ)で作ったスーツです。写真でも分かる通り、トロフェオの持ち味である光沢と布生地自体の柔らかいふんわり感が味わえる作品に仕上がりました。イタリアの高級な布生地で作るスーツはこうじゃなきゃあです。今回はそんなエルメネジッドゼニアTOROFEOで作ったスーツの紹介です。
ハンドメイドのふんわり感が伝わる出来栄えが自慢です。
写真でも分かる通り、このスーツの大きな特徴は「美しい光沢とふんわり感」でしょう。光沢は、エルメネジッドゼニアTROFEOです、どう作ったって出ます。しかし、ここで大切なのは、布生地自体の素材を生かしたふんわり感です。このふんわり感はなかなか出せるもんじゃあありません。こんな素材の良いふんわりとしたスーツをイタリアのスナップで見かけませんか? マシンメイドのスーツはマシンメイドの良さがあり。ハンドメイドの良さはハンドメイドの良さがあります。このスーツの様に高級な布生地自体のふんわり感を再現するのはやはり、ハンドメイドに軍配があがります。
マシンメイドのスーツの良さとハンドメイドスーツの良さ
どうしてもMICHELE&shinの様なハンドメイドで作ってるテーラーは、マシンメイドのスーツをバカにするのは傾向があります。しかし、マシンメイドはマシンメイドで素晴らしい良さがあります。MICHELE&shinでは、これを車に例えたりします。マシンメイドのスーツは国産のハイブリッド車の様な印象です。壊れない、燃費は良い、メンテナンスフリーでホテルに乗りつけてもおかしくない、まさに万能選手です。
それに対して、MICHELE&shinなどのイタリアのハンドメイドのスーツは、まさにイタリアの高級スポーツカーの様な物です。燃費は悪い、壊れる、メンテナンスは必要。でもこれほど贅沢で、所有欲を満たせる事はありません。
トヨタの商用バンとイタリアのスポーツカーは全く別物です。
若く、そしてガシガシスーツを着て、外回りをする人には間違いなくマシンメイドのスーツをオススメします。マシンメイドのスーツにはマシンメイドのスーツの良さがあり、ハンドメイドスーツにはハンドメイドスーツの良さがあります。しかし芸術品と呼ばれる本物のスーツはハンドメイドのスーツになるでしょう。
さてここからは作品を写真で紹介します。
エルメネジッドゼニアTOROFEOのダブルブレスト6ボタン4つ掛けのスーツです。
TOROFEO独特な光沢とふんわり感が伝われば良いのですが。
ラペルは11cmのワイドラペルでラペルカットは直線的にベーシックで美しいラインです。
美しいミラネーゼスタイルのフラワーホールです。
シングルハンドのステッチが布生地のふんわり感をされにふんわりとさせます。美しい。
マニカマッピーナの肩付けです。
パンツはベルトレスで。ウエスマンは3.5cm
アウトワンタックでデザインしました。
今回はエルメネジッドゼニアTROFEOで作った、光沢とふんわり感が自慢のスーツの紹介でした。
ぜひ参考にして下さい。