MICHELE&shinオリジナルのグレーハンドトゥースファブリックのスーツが完成しました。
・MADE in ITALY MICHELE&shinオリジナルファブリックの魅力とは?
このグレーのハンドトゥースの布生地はMICHELE&shinオリジナルファブリック。ミラノから車で2時間スイス国境の小さい田舎街、イタリア高級布生地の産地ビエッラで購入した2020最新秋冬の布生地です。
この布生地を購入したのはイタリアがまだ元気だった今年の1月、このころはコロナ騒ぎなど全く無く、「今回はどんな布生地 に出会えるかな?」とワクワクしながら、左に冬のリグリア海を眺めながら車で5時間のドライブ。ジェノバからアレッサンドリアを通りベルチャリあたりから急激に気温が寒くなるのを感じながらやっと着いた、いきつけの布生地問屋で購入した布生地です。
1月のビエッラはこんな感じアルプス山脈麓の街なので本当に寒いです。
アルプス山脈からの豊富な美しい水から生まれたこの素晴らしいグレーのハンドトゥースの布生地
この布生地の特徴はまずハンドトゥース柄の入り方、写真でも分かる通り上品で丁度いい柄の大きさなのです。ハンドトゥースは柄の大きさでジャケット寄りにもなるしスーツ寄りにもなります。
上の写真ですが布生地だけの写真にするとこの柄の大きさのバランスがわからないのでこの写真にしましたが、バランスの良いのがわかるでしょう。ジャケットでもOK スーツでもOKな稀にみるハンドトゥースの大きさです。ここらへんはさすがイタリアは上手です。
さらにこの布生地上品にさせてるのが色のバランス。ライトグレー地にチャコールグレーのハンドトゥース。この色バランスが本当に上品・・・・。ありそうでなかなか無い色の組み合わせです。
さらにこの布生地は330gとしっかりとした厚みがあります。 厚みと色と柄のすべてのバランス素晴らしの一言です。 こんな布生地は仕立ばえするんですよねー。今年の冬に活躍間違いなしの布生地です。
・ベーシックな2つボタンが正解
シングル2つボタンにして大正解です。綺麗にロールを描くラペルの2つボタンスーツは魅力的でこのスーツがバランスがいいのは、まずラペルの大きさとゴージ位置そしてラペルカットのバランスです。
ゴージラインは4cmのハイゴージ ラペル巾は11cm ラペルカットは直線のカット。直線を意識した全体のデザインがハンドトゥース柄を野暮ったくさせずシャープなスーツにさせてます。
・このスーツのこだわりポイントを紹介
後ろ襟は5cmで首から肩にかけてのラインを美しく見せます。
イタリアのハンドメイドスーツのこだわりの共布仕様。襟高で共布の後ろ襟は職人の高いアイロンワークの技術が必要です。
MICHELE&shinお得意のシャツ袖付け マニカマッピーナです。
上衿から袖にかけてのラインをソフトに見せます。
フラワーホールは当然、手縫いのミラネーゼ。
重ね4つボタン。すべてのボタンホールとフラワーホールは手縫いにこだわってます。
手縫いのボタンホールはスーツの所有欲を満足させます。
つなぎ無しのお台場仕立。MICHELE&shinのこだわりの贅沢な仕様です。
パンツはノータックベルトレス サイドアジャスター仕様。新鮮です。
今回は今年の秋冬に最高に活躍すること間違いなしのMICHELE&shinオリジナルファブリック、グレーのハンドトゥースのスーツの紹介でした。