PITTI UOMO day2 (1) ホワイトスーツのドレッシーな紳士が氾濫中?PITTI UOMO 2日目はホワイト系スーツで決まり。
PITTI UOMOの2日目、1日目はアースカラーのベージュや茶のスーツが多かったのですが、2日目はさらにドレッシーなホワイト紳士が氾濫しました。
今年は僕もホワイト系のスーツが良いかなと思い、このホワイトベージュのスーツを作りました。作る時、はじめは真っ白なスーツがかつこいいんじゃないかと、本当に真っ白な布生地でスーツを作ってみたのですが、これが大失敗。
当初の構想は少し漂白してるんじゃあないかと思わせるぐらいのオフホワイトのスーツに白シャツに薄いベージュうのネクタイのイメージでした。しかしオフホワイトの布生地を探すのがまず大変。あるにはあるのですが質感が安っぽいのです。やっとの思いで布生地を見つけ、作成に。そしてイタリアから到着。
そんなオフホワイトの布生地で出来たスーツを見たときの第一印象は、「メチャクチャカッコ良いじゃん」でした。しかし腕を通してみると、これが、ドクターの白衣なのです。
それも、やぶ医者の白衣です。まずい・・・・
今回のPITTI UOMOは2年半ぶりということもあり、時間的には余裕があったのでもう一着作れたのでよかったのですが、そうでなければ、やぶ医者PITTIになってました。
今回、白のスーツを作ってみて本当に勉強になりました。真白のスーツは確実に安っぽくなります。今から見せるスナップを見てもらっても分かる通り、ホワイト系のスーツはホワイトベージュやホワイトグレーなど少し色が入ってないと紳士には難しいのです。
写真は今回作り直したホワイトベージュの私とDIPOの彼女のクリスチアーノ。
「余裕がある清潔感のある大人の出来上がり」、ホワイト系スーツの魔法。
こんな感じで間違いなくホワイト系のスーツやジャケットスタイルはドレッシーに男を仕上げます。
「少しやんちゃで余裕がある清潔感のある大人」の出来上がりなのです。
なかなか日本では難しいと思う人も多いでしょう。しかしダークなスーツでピシッともカッコいいのですが、こんなホワイトスーツやホワイトジャケットで余裕を感じさせるも、今の閉塞感バリバリの日本に必要なのです。ホワイト系のスーツ、なんさまカッコいいのです。
ここからはPITTI UOMO2日目のホワイト系のスーツやジャケットスタイルの大人達をスナップで紹介します。
間違いなくコットン素材のホワイトジャケットです。いいしわ感です。パンツの合わせが抜群、こんな感じでサラリと着こなせるのが理想です。
お二人共、ホワイトの使い方を知っています。カジュアルにスニーカーで足元を決めても、ホワイトジャケットがあればここまでドレッシーになります。
アップで。ジャケットのラペルカットが魅力的です。
チャックのジャケットです。これぐらい目立たないのが今から来ます。
ジャケットではないですがホワイトパンツのデザインとサイズ感に注目です。これぐらいがカッコ良い。
シンプルにシンプルに。アウトポケットが大好きなスタイルです。
よく見るとジャケパンスタイルスタイルの紳士です、このジャケットに手を突っ込む感じは、イタリア感出ます。
ジャケットは素晴らしいラペルカットのナポリジャケットです。
綺麗です。これぐらい揺れるサイズ感が今新鮮です。
シンプルにシンプルに。美しホワイトベージュのスーツです。
素晴らしいラペルカットのホワイトベージュのスーツです。彼はトルコのテーラーの紳士。PITTIであったらちょくちょく話すのですが、名前忘れたー・・・ごめーん。
ジーンズもこんなホワイトベージュのジャケット一つでここまでドレッシーに。
羽織るアンコン仕立てのこんなジャケットのホワイトだと清潔感が出ます。
腕まくりも計算ずく。
どうでしたか? 今回はPITTI UOMO 2日目のホワイトスーツの紳士が氾濫中のブログでした。
是非ホワイト系スーツの魔法に掛かって下さい。