PITTI UOMO DAY1 (1)エレガントなパンツが帰ってきた。
エレガントなパンツが帰って来ました。
今回は PITTI の 1 日目のスナップを中心に気になったサイズ感をお伝え出来ればとおもいます。
今回の PITTI UOMO1 日目で気になったのが、写真の様なドレッシーなラインのパンツの紳士でした。こんなサイズの紳士がめちゃくちゃカッコ良く映る映る・・・。
紳士のスーツやパンツデザインの大きな流れはほぼ10年刻みで動きます。ここしばらくの流れだった「タイトで短い」から、こんなエレガントなサイズ感に目が行くようになりました。
この紳士の抜群なサイズ感は参考になります。特にパンツのドレッシーさはカッコいいのなんの・・・・。
パンツの裾は多分 23cm、丈はくるぶし下 3cm というところでしょう。ジャケットは計算され尽くされたサイズ感で、しっかりとお尻を隠す+2cm ぐらいの丈感というところでしょうです。このサイズ感が少しずつ戻って来たのが、1 日目の PITTI でした。
この紳士も完全に狙ってます。エレガントサイズ感と丈です。
普通のグレーのダブルブレストのスーツも大人のサイジングでここまでイケてる紳士になりお手本です。僕は個人的にこのスナップが好きです。普通に狙ってる感が最高です。
こちらの紳士はどうですか?このサイズ感はまだまだ見慣れないと思いますが、会場では中々の注目度。出来ればジャケットを着て欲しかったです。このサイズ感のパンツに上にどのサイズ感のジャケットで合わせるかを見たかったところです。
パンツのワタリは太ももサイズ+12cm ぐらいでしょう。裾幅は24~25cm、丈は完全
にシューズが隠れる丈です。今からのサイズ感で参考になるスナップです。
この完璧なサイジングと色合わせは抜群です。ホワイトベージュのパンツと紺のジャケットの単純な合わせですが、サイジングの妙でここまでお洒落になります。
この紳士も注目はパンツのサイズ・・・。歩くとドレッシーなドレープが揺れるサイズ感が素晴らしいのなんの・・・。ジャケットも日本だと少し長く感じる丈ですが、最高のバランスです。これぐらい長い丈だと、縦のラインが協調されてよりドレッシーになるのがわかります。
大人の「余裕」を感じさせる 1 枚です。ホワイトベージュのパンツにインしたシャツは最高の余裕を醸し出します。このスナップイケてるパンツの参考になります。
カッコ良すぎます。パンツラインも注目ですが、それに合わせてるジャケットにも注目です。ダブルブレスト 2 つボタンでゴージライン低めの 7cm 幅にしています。ワイドラペル全盛のイタリアでこのサイズは新鮮です。
このサイズのパンツラインは抵抗のない綺麗なラインです。
このパンツラインを生かすも殺すも実はジャケットのサイズ感にあります。ジャケットの丈がしっかりとお尻が隠れる少し長めの丈になってるでしょう?これが短いとこのエレガントなスーツにはならないのです。
おじいさんもこの出来栄え・・・もしかして若かったりして?
実は最近こんな着方が気になります。MICHELE&shin のクラシコイタリアとはちょっと違うとおり覚悟で・・・でもカッコ良いんです。イタリアの自由な空気と着方が現れてるスナップです。
今回は PITTI UOMO の 1 日目で気になったスナップを少し紹介しました。こんなドレッシーなサイズ感が少しずつ帰ってきています。スポーティーからエレガントに今からの流れでしょう。
まだまだ紹介したスナップは沢山あります。次も楽しみにしといて下さい。