PITTI UOMO97 DAY3
いつものアパートからPITTIの会場、バッソ要塞迄歩いて数分・・・
今日は朝日を浴びるとコートを羽織らなくても十分なぐらい本当に暖かいPITTIday3です。
不思議なもので、暖かいと会場も盛り上がります。イタリア中、世界中から来てるメンズファッショニスタも2日で会場を後にする人も多く、いつもなら3日目からは少し寂しくなるのですが、今年はどうも様子が違います。会場中活気に溢れてます・・・暖かさのせいなのか、何なのか・・・・?
さてPITTIUOMO3日目をMICHELE&shinの目線でレポートします。
3日目、特に気になったのが「コーディロイ」でした。中でもコーディロイのスーツは目を引きます。
日本だとジャケット単品かパンツ単品の使い方が定番ですが、彼らはバシッとスーツで着こなしてきます。
どうですか・・・・
めちゃくちゃこなれ感が出ます。
この二人の狙ってるところはわざと太畝で作ったところだそうです、まさにこれぐらいの太畝だと圧倒的に目を引きます。さりげなくカッコいいのです。彼らに聞くと「細畝だと上品すぎるイメージになるところを太畝のコーディロイで作ることでこのこなれ感と無頓着感を出したかった」そうです。
サイジングもこれぐらいがいい感じです。
私もすぐ作りたくなりました。
こんな色もいけてます。
来年の秋冬はコーディロイの種類を増やさないいけないですね。
間違いなくカッコいいのでオススメです。
あとカッコいいと感じたのは、ドレススタイルにカジュアル帽子を合わせるコーディネートでした。
この帽子も今までの様なスーツに中折れ帽じゃなくてスーツにニット帽やベースボールキャップ。
今年から「少し外したこなれた感」を演出する定番アイテムになってきました。
こんな、少し外しのこなれ感アイテムや着こなしは昔からあって、たとえばダークスーツに白スニーカー合わせのアイテムやボタンダウンシャツのわざとボタンを外して着るとか、ネクタイの小剣出し・・・
どこかルーズなこなれ感を演出して、洋服に着られるんじゃなく「ワードローブにこれがあったから着てきました」感を意識してお洒落紳士は着こなして来ました。そんな外しこなれ感アイテムにまた1つ、スーツにニット帽やベースボールキャップは定番アイテムになりました。
本当にカッコいい着こなしなので是非真似して下さい。
私達も今日でPITTIの会場からお別れです。
明日からは新しい布生地の仕入れと、まだ知らない各地のテーラー訪問にイタリア中をレンタカーで移動します。
明日からはイタリア中に眠ってるビンテージの布生地が我々を待っててくれるでしょう。
ビエッラ フローレンス ローマ ナポリ・・・そんな大都市以外にも まだまだ小さい地方に隠れた良いテーラーと布生地問屋が沢山あります。
そんな情報もブログにあげますので楽しみにしといて下さい。
今回はPITTIUOMO2020AW DAY3でした。