ソラーロはイタリア紳士の古典
ソラーロは間違いなくイタリア紳士の古典と言っていいでしょう。何故か、ソラーロ独特の中から赤く光るベージュがイタリア紳士は大好きです。今回はそんなイタリア紳士が愛してやまないソラーロスーツを紹介します。
みんな大好きソラーロ
イタリア紳士と話す時、「イタリア紳士のこれは外せないと言う布生地はなに?」と聞くと、必ず帰って来る返事が、「冬のフランネッラと夏のソラーロだよ。」と返事が帰って来ます。フランネッラとは日本語だとフランネルになります。
それ程、イタリアンジェントルマンの夏の定番で古典がソラーロなのです。
今、MICHELE&shinを大のお気に入りのMARINIとNICOROです。今年の夏、お揃いでソラーロを注文頂きました。二人とも超お気に入りの様子で、「ミケーレ、ソラーロはやっぱりイイネ~。久しぶりににソラーロで作ったけど、」やっぱりいいわ!」と絶賛でした。
その時に二人と雑談の中でのこのソラーロとフランネルの話が出てきました。二人いわく「イタリアンジェントルマンの夏はやっぱりソラーロだよ、麻スーツもいいけど、上品さとクラッシックが体現出来るはやっぱりソラーロだよ」と。冬は?と聞くと「イタリアの冬はやっぱりフランネッラだよ。これも上品だ」と。イタリアの夏は間違いなくソラーロです。
合わせ方次第でこれ程いける布生地はない
合わせ方次第で無限の可能性が見えるのがソラーロ。
前のブログにも載せましたが、この写真の合わせ方が最高に気に入ってます。洗いざらしのデニムジーンズに白シャツという、何の変哲もないアイテムにソラーロが入るだけでこらだけイケてる見えます。
これがソラーロの魅力でしょう。合わせ方次第で無限の可能性が見えてきます。ベージュ系は合わせ易いのは間違いないのですが、中で見える赤く光るソラーロの自体がアクセントになり、普通のベージュでは出ない、何とも言えない味が出るのでしょう。ブルー×白×ソラーロ、最高の組み合わせです。これは参考にしなければ。
さてここからは写真で作品を紹介します。
ソラーロで作成したダブルブレストのスーツ上品です。
MICHELE&shinらしいシェイプされたカットラインです。
ゴージ幅は12cmゴージラインは5cmのハイゴージでデザインしました。
手縫いのダブルステッチとミラネーゼスタイルのフラワーホールの写真です。
この上衿の吸い付きがMICHELE&shinの自慢です。
マニカマッピーナの肩付けと袖にもダブルステッチを入れるのがMICHELE&shinスタイル。
今回はウィリアム ハルテッドソラーロスーツの紹介でした。パンツの写真を撮り忘れてましたが、ソラーロのスーツは最高です。
是非参考にして下さい。