ブルーブルーブルー

「青のコーディネートを極める」をテーマに、今回のスーツを作成しました。イメージはブルーブルーブルー。青一色でどこまでイケてるコーディネートが完成できるかを追求した挑戦ブログです。
MICHELE&Shinは服を絵に例える
MICHELE&Shinがスーツの完成イメージを考える際、最近ではいつも「絵」に例えてデザインと布地を考えています。現在、洋服業界は世界的にライフウェアとファストファッションが主流になりつつあり、カジュアルで普段着向けのデザインが流行しています。
例えば、私が尊敬してやまないユニクロは「ライフウェア」と称し、究極の普段着を作り出しています。日本ではファストファッションとして安価で高品質なブランドという立ち位置ですが、海外ではプレミアムな普段着としての地位を確立しつつあります。ユニクロが「プレミアムな普段着」という世界観を築き上げていると感じます。これはあくまで私の予想と願望も込めてですが、ユニクロは時間がかかれど、いずれ世界一の洋服企業になると思います。現時点(このブログ執筆時点)では、世界第3位の洋服メーカー(1位はZARA、2位はH&M、3位がユニクロ)ですが、日本から世界一の洋服ブランドが出てくる可能性があるというのは、本当に素晴らしいことで尊敬に値します。
一方で、ファストファッションが代表する洋服と、私たちが作る洋服は全く別物です。大量生産・大量消費で世界中に服を届けるのも大切な使命ですが、MICHELE&Shinが手掛ける洋服は一つ一つハンドメイドの一点物。お客様のための特別な作品です。そのため、作品としての考え方を基盤に服を作ることは絶対に曲げないようにしています。一点物の絵とMICHELE&Shinのスーツには深い親和性があると考えています。最近では、洋服を作る際に「絵にした時のイメージ」を想像しながら制作しています。
イメージはカプリ島に浮かぶ小舟

今回、このスーツの布地を見た瞬間、カプリ島の青い海が思い浮かびました。スーツ全体のブルーに、ランダムに入った淡いブルーのチェック柄が、カプリ島の海に反射する太陽の光のように感じられたのです。そこから、「カプリ島に浮かぶ小舟の絵」のイメージが完成しました。



スーツ全体はカプリ島の海そのもの。波をシャツと柄で表現し、ネクタイは小舟、帽子は小舟の帆をイメージしてデザインしました。
ブルーほど深い色はない
ブルーは非常に深い色です。この「深さ」とは、ブルーが持つ多様性を指します。素材感や仕立て方によって、ブルーの見え方がまったく異なります。単色であっても、これほど良いニュアンスが生まれるのです。
今回のコーディネートの特徴は、デニムシャツにブルーのネクタイを合わせ、全体をブルー一色でまとめたことです。まさに「ブルーブルーブルー」。またひとつ、ブルースーツの新しい可能性を発見できた瞬間でした。
ここからは、写真で作品をご覧いただきます。








今回はブルースーツのご紹介でした。ぜひ参考にしてみてください。